「体罰が必要」という考え方

モラルハラスメントは、 相手に責任転嫁することが 第一条件です。 それは、モラルハラスメントを行う側が、 自分で責任をとるほどの心の強さがないからです。 ですので、 「ああ、あなた。私の代わりに責任をとってね」と 物理的に何かを押し付けるというだ…

自己愛性人格障害者への接し方

自己愛性人格障害者の特徴のおさらい まず、自己愛性人格障害者というのは 自我の確立ができていない状態になります。 それゆえいつも劣等感、アイデンティティの危機 というものがつきまとい、その心の偏りに対してバランスをとるために 強い劣等感と強烈な…

口先だけで中身が伴わない人

口先だけで中身が伴わない人は、 「自分の中身を見ないために」理想を語るという 特徴があります。 つまり、根本的には自分が能力不足であることも 理解していますし、 自尊心も低い場合が大半です。 ところがそれを直視できないような状態だと、 理想を語れ…

他人の幸せが許せない

例えば、 他人の幸せを喜べないということは 普通にあり得ることです。 なぜなら、人も誰しもに共感できるわけではなく、 身近な人間、ごくごく限られた人間関係の中において やっと「幸せでいてくれて嬉しい」と思える相手が いるくらいで、 誰しもかれしも…

口だけで実践しない人

自己愛性人格障害者もそうですが、 口だけで実践しない人というのは 数多くいます。 自分は尊大であり、多くの偉業を成し遂げることができる。 とても素晴らしいアイデアを、自分にしか成しえないようなことを 思いつくことができる。 そう言っている割には…

自己愛性人格障害者の嫌がらせの特徴

自己愛性人格障害者の嫌がらせというのは 執拗で、かつ残忍です。 まず自分がターゲットに対して行うことを 嫌がらせと認識しておらず、 「教育」とか「指導」とか 「愛してるとわからせるため」とか そういったような正当性のある言葉に置き換えます。 この…

「怒り」は伝播する

怒りというのは、 非常に簡単に、そして確実に伝播・ 連鎖していくものです。 いち会社員が、上司に怒られたとします。 そして怒られた会社員は、自宅に帰ると 散らかった部屋を見て子供に対して怒鳴り散らします。 「なんでこんなに散らかしているんだ。 全…

「男運が悪い」わけではない

女性のターゲットが、もし 「自分はいつもDV男やストーカー男の ターゲットにされる」というなら、 それは男運が悪いとか、 従順さに付け込まれるとかそういった単純な 話ではありません。 ターゲット自身が、 その男に対して何か期待値が高いとか、 言葉面…

敵愾心

自己愛性人格障害者の持つ攻撃欲を一言で表すと、 「敵愾心」という言葉がとてもしっくりくるでしょう。 敵愾心(てきがいしん)というのは、 敵に対して怒りを燃やし、これを倒そうとする・・・・と いう意味を指します。 ところで、敵というのはこの場合誰…

なぜ暴力をしつけだと思い込むのか

暴力をふるう人ほど、 自分の正当性を主張するものです。 逆にいうと、自分の正当性を主張するために、 暴力をふるうということでもあり、 暴力をふるうためには、 自分の正当性を主張しなくてはならない・・・ ということでもあります。 つまり、暴力を日常…

暴力=しつけだという思い込み

暴力はしつけの一部であるという 思い込みがいまだにあります。 確かに暴力というのは強い強制力を 持ちますから、 「暴力をする側」にとっては非常に有効な 手段となります。 ただ、しつけを行う側というのは、 どういうしつけを行ったほうが子の利益になる…

自己愛性人格障害者を救えるのは、ターゲットではない

ターゲットというのは、 いかにして自己愛性人格障害者の 孤独をいやすか? モラハラ思考から解き放とうか? ということを必死に考える生き物ともいえます。 それがターゲットがターゲットたる所以であり、 そういう特性を持つ人達です。 しかし、自己愛性人…

自己愛性人格障害者は謝らないという誤解

自己愛性人格障害者の謝罪に対する誤解 自己愛性人格障害者は 自分がいつでも一番だからこそ、 謝る必要もないし謝らない、というような 誤解を招く表現が見られることがあります。 それは大きな間違いで、 自己愛性人格障害者でもなんでも、 謝る必要があれ…

完璧な子育てはありえない

毒親ほど、自分も自分の子育ても完璧だと 思い込むということは先の記事で 述べました。 www.jikoaisyougai.com ところが、完璧な子育てというのは まずありません。 完璧な子育てをするには、その親自体が完璧でなくては いけないからです。 しかし、当然な…

自分以外を見下す

「自分以外はみんなバカ」という あからさまに他人を見下してしまう発想を そのまま持ってしまうのが自己愛性人格障害者ですが、 基本的に他人を見下すようになるというのは、 傷つきすぎた人にもみられる心理状態です。 というのも、 傷ついた人というのは…

恨みのもと

自己愛性人格障害者は、 そもそもターゲットを恨んでいるというよりは、 自分自身を恨んでいて、 なおかつ自分にここまでの劣等感を植え付けた 親や監護者を恨んでいます。 その憎しみは、しばしばターゲットに対して向けられたり、 ターゲットに自分の親へ…

モラハラ加害者の「優しい言葉」

モラハラに関してよく誤解されているのは、 モラハラとは自分へのストレスや責任を軽減させるために 行う心のシステムのことであるので、 特定の行動や目に見えた悪意などに限りません。 自己愛性人格障害者のターゲットへ向けてかける優しい言葉も 結局のと…

ストレスを回避しようとすると、ストレスがたまる

人間というのはストレスをやわらげよう、 回避しようとするシステムが備わっています。 それが防衛機制です。 防衛機制が過度になると、「モラハラ」という 状況を生み出します。 自分を守りつつも、相手を攻撃しなくては ならないからです。 自分(の優位性…

劣等感が強くなると、罪悪感も強くなる

基本的に、 自己評価が低い・つまり劣等感が強い人というのは 罪悪感も強く感じるようになります。 劣等感が強ければ強いほど、 「自分があのときこうしたから」 「あのときこうしなかったから」 というような考えばかりが頭の中から離れなくなったり、 さら…

自意識過剰になるのは自分に自信がないから

自分に自信があるから 自分は人から注目される存在なのだと 自惚れて、自意識過剰になるわけではありません。 自分に自信があるということは、 現実が検討できるということであり、 自分がさほど注目されていないことなど 知っている状態にあります。 自分に…

学歴コンプレックスは一生つきまとう

学歴に対するこだわりが強い期間というのは、 なにも青年期~中年期限ったものではありません。 学歴コンプレックスを持った人というのは、 老年期になっても学歴に対して拘る(やたらと発言する) ことが非常に多いです。 自己愛性人格障害者も例外ではない…

モラハラのあとに、優しいのはなぜ?

自己愛性人格障害者は DV加害者と同じで、 とてつもない罵倒をした後に、 「あなたのためを思って言ったんだよ。 その思いに気付いてね」 「怖かったよね。ごめんね。自分の言ったことは 本当に酷い言葉だよね、許されないよね」 というような、優しい言葉を…

謝罪の要求は意味がない

自己愛性人格障害者に 謝罪を要求することはあまり意味がありません。 だいたい、自己愛性人格障害者は 自分のやっていることを罪だとは思っていません。 モラハラも、結局のところ自分が精神的ストレスを 回避するための行動なだけであって、 それで相手が…

毒親の犠牲になる子供たち

自己愛性人格障害者も、 いわゆるかなり程度の強い被害者気質の人も、 共通点というものがあります。 それは、 毒親の犠牲になってきた人々ということです。 搾取されて生きてきた人間というのは、 それ以外の生き方を知りませんし許されません。 許されない…

過干渉な親

過干渉な親の正体 過干渉な親というのは しばしば身近な例として接触する機会があったり、 一部メディアにも登場します。 バラエティ番組などだと存在が奇異であればあるほど、 過干渉がすぎればすぎるほどネタとして 取り上げやすいこともあるでしょうが、 …

感情の抑圧

抑圧とは、簡単に言うと 自分が本来もつ衝動や欲求を その名の通り押し込めて抑圧し、 無意識に追いやろうとする心理防衛・ 防衛機制のことです。 自分にとって「くさいものにはフタを」 という行為のようにも見えますが、 この抑圧された衝動がおとなしくそ…

結婚=幸せという妄想

人はなぜか、結婚すると幸せになるとか、 子供を産むと幸せだとか、 そういう発想に行きがちになります。 それは、幸せな理想的な形というものが 結婚すると「勝手に」やってくるという 思い込みがあるから、というのもありますし、 幸せになりたいとい考え…

自己嫌悪という心理

自己嫌悪、とはその名の通り 自分自身を忌み嫌うことです。 自己評価が低い人というのは、 必ずこの自己嫌悪という感情もつきまとう ことになり、 それと同時に罪悪感というのもどんどん強くなったり 責任感にがんじがらめになったりして 身動きがとれない状…

高学歴にこだわる人は、自信がない

高学歴であるということに相当高い プライドを持つ人がいます。 www.jikoaisyougai.com 学歴のためだけに、必死に猛勉強する人もいます。 まるで、高学歴になるためだけに、いわゆる「エリート」と よばれる仕事に就くためだけに生まれてきたかのような 言い…

共感性が低い人とは

共感性というのは、 他者理解から生まれるものです。 つまり、他者を理解していないことには 共感性は生まれませんし、他者をそもそも理解する力がない人というのは 人に共感できません。 逆に、他者を理解しようと自分を犠牲にする人というのも、 本当の意…