2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

過干渉は共感性の欠如

過干渉という言葉がありますが、 過干渉は立派な虐待に当たります。 ですが、過干渉の多くはその問題点が 露見されにくいものです。なぜなら、 過干渉をする者の多くが巧妙に 「これは愛から行っているものである」と 主張するからです。 たとえば、ここでい…

暴力はしつけではない、と理解できない

暴力をしつけだと思っている人に、 「暴力はただの暴力であって、 しつけではありませんよ」と ただ言葉で何度教え込んでも 意味はありません。 暴力をしつけだと思っている人は、 それを信念として持ち合わせていたりするし、 そもそも暴力というものをふる…

自己愛性人格障害者がターゲットに望むこと

自己愛性人格障害者が ターゲットに望むことは、 「ターゲットであり続けること」です。 モラハラをやめさせてくれるように 助けてくれること、ではありません。 モラハラというのは、 自己愛性人格障害者が心の苦痛をやわらげるために行う 非常に重要なシス…

周囲が無能な人間に感じる

基本的に、周囲が無能であるとか 無知である、愚鈍であると考えるのは 「自分をどうにかしてくれない怒り」からです。 人は自分が無力であると考えるとき、 その自分自身への卑下を軽減させるために 「いや、無力なのは自分ではない。 自分はこれほど辛い思…

モラハラは快楽

自己愛性人格障害者は依存に陥りやすいのですが、 モラハラも実際には依存と変わりありません。 人への責任転嫁というものは 自分を守ってくれます。 自分の責任というものから目をそらせて くれるのです。 そして、ターゲットが自分の責任を すんなりと背負…

依存性を高める思考

依存性を強める思考があります。 それは、「自分はダメだ」という感覚です。 特に、依存状態に陥っている自分を 自覚していてもしなくても、 劣等感が強い状態にある人などは 「自分はダメだ」 「価値のない人間だ」と思い込みやすく、 それがより依存状態と…

多弁になるとき

自己愛性人格障害者が 多弁になるときというのは、 自分を正当化したいとき(何かをごまかしたいとき)、 責任を回避したいとき、 そして相手を非難したいときです。 その気持ちが強いほど、 口数が多くなり、饒舌になります。 彼らに限らず、 人が何かを誤…

早口でまくしたてる

自己愛性人格障害者は、 普段は寡黙な場合であっても、 人を批判するときやパートナー、ターゲットに対して 説教をしようとするときは 早口で畳みかけるようにして 追及します。 相手に反論させないため、 というような見方もありますが、 実際には「相手が…

「一人」を嫌がる

自己愛性人格障害者というのは、 一人で居続けることができません。 それは、人に笑われることや孤独であると思われることを 恐れて、というだけではありません。 ただ、一人にならなくても済むような 状況になっていることも非常に多いです。 一人暮らしを…

毒親の愛

毒親というものは、 自分の支配欲や攻撃欲というものを 「これが愛だよ」と言う風に 誤魔化して子供に伝えるほかありません。 そして毒親は、 それを「ごまかし」だと気づいていない状況が 非常に多くあるでしょう。 つまり、自分の見せかけの愛というものに…

自己愛性人格障害者と一緒に生活するということ

自己愛性人格障害者に対して 許さない、絶対に復讐してやると思っていながら 一緒に生活している人というのは、 その時点で自己愛性人格障害者を「許している」 ことになります。 これは少なくとも、 自己愛性人格障害者にとっては、です。 彼ら自身が、依存…

自己愛性人格障害者は恋愛できない

自己愛性人格障害者は、恋愛できません。 自己愛性人格障害者と交際や結婚をしている、また 過去にしていたという人達は分かるかとは思いますが、 彼らはある時は情熱的に、ある時は嫉妬深く 被害者に対して強い執念を見せます。 恋愛上手といってもいいくら…

「なんとも思わないの?」という言葉

自己愛性人格障害者は、 「人としてどうかと思う」と直接的に言うよりも、 「あなたはこういうことをしているんだよ」という言い回しをして、 「それって、人としてどうかと思わない?」という 問いをターゲットや周りにし続けます。 例えば、 自己愛性人格…

口先だけで行動に移せない人

口先だけの人、というのは 意外と多いかとは思います。 口先だけの人、と思われている時点で、 その人自身が結構な頻度で 「大きいことを言う割には、行動が伴わない」 「計画的にこなすような口ぶりでいながら、 スケジュール通りに動けない」 というような…

口先だけで心配したふりをする

自己愛性人格障害者は優しい、 と評されることがあります。 あれだけ優しい言葉をくれるのだから、 自己愛性人格障害者などではないのでは? と思う被害者も多いと思います。 彼らも何も、 「とても心配しているんだよ」と 棒読みで声かけするわけではないの…

優しいからモラハラじゃない?

よく聞く、被害者のセリフがあります。 「自分の夫は、優しいからモラハラとは 違うと思います」。 「優しいときはものすごく優しいし、仕事熱心だし、 子煩悩だから、 本当はとても繊細で、ただ傷つきやすいだけだと 思うんです」。 ここで注目しなくてはな…

束縛する心理

束縛する心理とは 自己愛性人格障害者の支配を語るとき、 束縛という行為は切っても切り離せないくらい よくあることです。 彼らの場合は行き過ぎた束縛になり、 被害者は行動を制限されたなか(というよりは被害者が 自ら行動範囲を狭めるようにコントロー…

人は依存しないと生きてはいけないのか

依存とはなんなのか 自己愛性人格障害者を見るときに、 「依存」というキーワードは必ず出てきます。 しかしこの依存というワードは、必ずしも 自己愛性人格障害者だけに当てはまるものではありません。 依存というのは、「他人やものに何らかの効果を期待す…

「体罰が必要」という考え方

モラルハラスメントは、 相手に責任転嫁することが 第一条件です。 それは、モラルハラスメントを行う側が、 自分で責任をとるほどの心の強さがないからです。 ですので、 「ああ、あなた。私の代わりに責任をとってね」と 物理的に何かを押し付けるというだ…

自己愛性人格障害者への接し方

自己愛性人格障害者の特徴のおさらい まず、自己愛性人格障害者というのは 自我の確立ができていない状態になります。 それゆえいつも劣等感、アイデンティティの危機 というものがつきまとい、その心の偏りに対してバランスをとるために 強い劣等感と強烈な…

口先だけで中身が伴わない人

口先だけで中身が伴わない人は、 「自分の中身を見ないために」理想を語るという 特徴があります。 つまり、根本的には自分が能力不足であることも 理解していますし、 自尊心も低い場合が大半です。 ところがそれを直視できないような状態だと、 理想を語れ…

他人の幸せが許せない

例えば、 他人の幸せを喜べないということは 普通にあり得ることです。 なぜなら、人も誰しもに共感できるわけではなく、 身近な人間、ごくごく限られた人間関係の中において やっと「幸せでいてくれて嬉しい」と思える相手が いるくらいで、 誰しもかれしも…

口だけで実践しない人

自己愛性人格障害者もそうですが、 口だけで実践しない人というのは 数多くいます。 自分は尊大であり、多くの偉業を成し遂げることができる。 とても素晴らしいアイデアを、自分にしか成しえないようなことを 思いつくことができる。 そう言っている割には…

自己愛性人格障害者の嫌がらせの特徴

自己愛性人格障害者の嫌がらせというのは 執拗で、かつ残忍です。 まず自分がターゲットに対して行うことを 嫌がらせと認識しておらず、 「教育」とか「指導」とか 「愛してるとわからせるため」とか そういったような正当性のある言葉に置き換えます。 この…

「怒り」は伝播する

怒りというのは、 非常に簡単に、そして確実に伝播・ 連鎖していくものです。 いち会社員が、上司に怒られたとします。 そして怒られた会社員は、自宅に帰ると 散らかった部屋を見て子供に対して怒鳴り散らします。 「なんでこんなに散らかしているんだ。 全…

「男運が悪い」わけではない

女性のターゲットが、もし 「自分はいつもDV男やストーカー男の ターゲットにされる」というなら、 それは男運が悪いとか、 従順さに付け込まれるとかそういった単純な 話ではありません。 ターゲット自身が、 その男に対して何か期待値が高いとか、 言葉面…

敵愾心

自己愛性人格障害者の持つ攻撃欲を一言で表すと、 「敵愾心」という言葉がとてもしっくりくるでしょう。 敵愾心(てきがいしん)というのは、 敵に対して怒りを燃やし、これを倒そうとする・・・・と いう意味を指します。 ところで、敵というのはこの場合誰…

なぜ暴力をしつけだと思い込むのか

暴力をふるう人ほど、 自分の正当性を主張するものです。 逆にいうと、自分の正当性を主張するために、 暴力をふるうということでもあり、 暴力をふるうためには、 自分の正当性を主張しなくてはならない・・・ ということでもあります。 つまり、暴力を日常…

暴力=しつけだという思い込み

暴力はしつけの一部であるという 思い込みがいまだにあります。 確かに暴力というのは強い強制力を 持ちますから、 「暴力をする側」にとっては非常に有効な 手段となります。 ただ、しつけを行う側というのは、 どういうしつけを行ったほうが子の利益になる…

自己愛性人格障害者を救えるのは、ターゲットではない

ターゲットというのは、 いかにして自己愛性人格障害者の 孤独をいやすか? モラハラ思考から解き放とうか? ということを必死に考える生き物ともいえます。 それがターゲットがターゲットたる所以であり、 そういう特性を持つ人達です。 しかし、自己愛性人…