2019-12-01から1ヶ月間の記事一覧

自己愛性人格障害者と恋愛

自己愛性人格障害者というのは 「惚れっぽい」一面があります。 それは当然ながら、人に依存する傾向があるために、 自分にとって同化しやすいような人物がいると、 それを恋愛であると誤認するからともいえます。 誰かを好きになりすぎて依存するわけではあ…

誰もが、防衛心理を抱えている

基本的に、 自分の本心というものは誤魔化されやすいものです。 誰がごまかすかというと、 「自分自身」ですね。 いわゆる自分の分身、もう一人の自分、 自分の影でもあり、自分の一部ともいえます。 遊びも何もしないという人が、 「遊びたくない、別に遊ぶ…

抑圧はうつのもと

防衛機制「抑圧」は 自分の意識の中にある耐えがたい、容認しがたい 出来事やそれに付随した感情を 「無意識下」に押し込める働きです。 自己愛性人格障害者ももちろん、 この抑圧という働きを繰り返すのですが、 被害者もまた、モラハラを受けているという…

自己愛が強い人の恋愛

自己愛傾向が強い人は恋愛でうまくいかない 自己愛傾向が強い人とは 自己愛傾向が強い人は、 自己愛的側面が強いということですが、 具体的にどういう意味を示すかというと、 「正常な精神発達の過程が為されなかった」 ということです。 正常な精神発達が為…

親を恨む

自己愛性人格障害者は、 大体の場合が親(やそれに代わる重要人物)を恨んでいます。 自己愛性人格障害者が「自分の親はみっともない。 ただ責任転嫁するだけで、実際のところは何もしない」 と公言している場合でも、 「自分の親は立派だ。あんな大変な仕事…

人生が思い通りにならない苦痛

自己愛性人格障害者にとって、 人生が思い通りにならないのは苦痛です。 ところが、たいていの人は 「人生が思い通りにならないことは苦痛である」 という認識をします。 ごくごく当然のことですね。 人生は失敗だらけだからこそ楽しい、というのは本質かも…

「必要とされたい」欲求

必要とされることこそが 自分の存在価値である。 ということを確信しているなら、 その人は誰かに依存しているといえます。 「自分を必要としてくれる誰か」を 求め続け、それらしい人が見つかったら 愛を感じる。 そして、その人に必要とされ続けることを …

「損」に対して敏感

自己愛性人格障害者というのは、 目先の損得というものに非常に敏感です。 といっても、 「これをするとお金が入ってくるから得だ」と 無責任になんでも引き受けたりする、 というわけではなく、 自己愛性人格障害者が何を得と感じて 何を損と感じるのか、と…

他人の真似をする

「取り入れ」という心理防衛機制があります。 この取り入れというのは、かなり自然な形・そして無意識的な形で その個人に浸透していることがよく見られます。 まるで他人の真似をしているように感じられることも 多いでしょう。 というのも、容姿をそっくり…

毒親と絶縁しても、罪悪感を持つ

基本的に、 罪悪感を持つ人というのは 何に対しても・・・ひどい場合は犯罪の被害者に なった場合でも、 「自分の問題なのだ。自分のせいなのだ」 と思い込みやすいです。 すべてを自分の責任だと思い込みやすい特性があるからこそ なのですが、 その特性も…

自己愛性人格障害が治らない理由

自己愛性人格障害者に関するサイトを巡っている人の中には、 「上司がもしかしたら自己愛性人格障害者かもしれず、 パワハラ(モラハラ)を受けて困っている」 という人は、 「夫(妻)がどうやら自己愛性人格障害者らしいので、 どうにかして治したい。 何…

母親の共感的態度の重要性

自己愛性人格障害者の幼少期に 母親がどう関わっていたか?という研究は いくつか挙げられていますが(父親はどういう 関わりをしてきたか?ということも同様ですが)、 その中でも母親の非共感的・非受容的な態度は 自己愛的性質を高めるという研究結果も存…

でしゃばりである

自己愛性人格障害者は、 何もかもに口を出そうとしますが、 これはコントロール欲、支配欲によるものであるのと、 「自分の言う通りにしていれば、万事うまくいく」 という思い込みのためです。 そのため他人の自立性・自主性というものを嫌います。 他人を…

病理的なナルシシズム

自己愛性人格障害者に限らず、 誰しもが自己愛的な行動や思想を起こす 可能性をはらんでいます。 自己愛性人格障害者というのは それが顕著であり、過度であるという特徴を 持ちますが、 一種の「誇大的な思想」、過度な自己陶酔などが それに当てはまるでし…