2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧

劣等感が強くなると、罪悪感も強くなる

基本的に、 自己評価が低い・つまり劣等感が強い人というのは 罪悪感も強く感じるようになります。 劣等感が強ければ強いほど、 「自分があのときこうしたから」 「あのときこうしなかったから」 というような考えばかりが頭の中から離れなくなったり、 さら…

自意識過剰になるのは自分に自信がないから

自分に自信があるから 自分は人から注目される存在なのだと 自惚れて、自意識過剰になるわけではありません。 自分に自信があるということは、 現実が検討できるということであり、 自分がさほど注目されていないことなど 知っている状態にあります。 自分に…

学歴コンプレックスは一生つきまとう

学歴に対するこだわりが強い期間というのは、 なにも青年期~中年期限ったものではありません。 学歴コンプレックスを持った人というのは、 老年期になっても学歴に対して拘る(やたらと発言する) ことが非常に多いです。 自己愛性人格障害者も例外ではない…

モラハラのあとに、優しいのはなぜ?

自己愛性人格障害者は DV加害者と同じで、 とてつもない罵倒をした後に、 「あなたのためを思って言ったんだよ。 その思いに気付いてね」 「怖かったよね。ごめんね。自分の言ったことは 本当に酷い言葉だよね、許されないよね」 というような、優しい言葉を…

謝罪の要求は意味がない

自己愛性人格障害者に 謝罪を要求することはあまり意味がありません。 だいたい、自己愛性人格障害者は 自分のやっていることを罪だとは思っていません。 モラハラも、結局のところ自分が精神的ストレスを 回避するための行動なだけであって、 それで相手が…

毒親の犠牲になる子供たち

自己愛性人格障害者も、 いわゆるかなり程度の強い被害者気質の人も、 共通点というものがあります。 それは、 毒親の犠牲になってきた人々ということです。 搾取されて生きてきた人間というのは、 それ以外の生き方を知りませんし許されません。 許されない…

過干渉な親

過干渉な親の正体 過干渉な親というのは しばしば身近な例として接触する機会があったり、 一部メディアにも登場します。 バラエティ番組などだと存在が奇異であればあるほど、 過干渉がすぎればすぎるほどネタとして 取り上げやすいこともあるでしょうが、 …

感情の抑圧

抑圧とは、簡単に言うと 自分が本来もつ衝動や欲求を その名の通り押し込めて抑圧し、 無意識に追いやろうとする心理防衛・ 防衛機制のことです。 自分にとって「くさいものにはフタを」 という行為のようにも見えますが、 この抑圧された衝動がおとなしくそ…

結婚=幸せという妄想

人はなぜか、結婚すると幸せになるとか、 子供を産むと幸せだとか、 そういう発想に行きがちになります。 それは、幸せな理想的な形というものが 結婚すると「勝手に」やってくるという 思い込みがあるから、というのもありますし、 幸せになりたいとい考え…

自己嫌悪という心理

自己嫌悪、とはその名の通り 自分自身を忌み嫌うことです。 自己評価が低い人というのは、 必ずこの自己嫌悪という感情もつきまとう ことになり、 それと同時に罪悪感というのもどんどん強くなったり 責任感にがんじがらめになったりして 身動きがとれない状…

高学歴にこだわる人は、自信がない

高学歴であるということに相当高い プライドを持つ人がいます。 www.jikoaisyougai.com 学歴のためだけに、必死に猛勉強する人もいます。 まるで、高学歴になるためだけに、いわゆる「エリート」と よばれる仕事に就くためだけに生まれてきたかのような 言い…

共感性が低い人とは

共感性というのは、 他者理解から生まれるものです。 つまり、他者を理解していないことには 共感性は生まれませんし、他者をそもそも理解する力がない人というのは 人に共感できません。 逆に、他者を理解しようと自分を犠牲にする人というのも、 本当の意…

八つ当たり→喧嘩

自己愛性人格障害者が急に ターゲットを貶めたり、蔑むような言葉を 使ったり、 八つ当たりしてきただけなのに、 まるで自分が喧嘩を吹っ掛けられた側であるというような 言い方をすることが非常に多くあります。 「こっちは喧嘩なんかしたくないのに お前が…

モラハラは、なぜ支配的になるのか

モラハラというのは、 自己愛性人格障害者が支配者側、 そして被害者が支配を受ける側という形で 進んでいきます。 これは絶対的なルールともいえるものです。 そしてもっと極端にいうならば、 支配したい側と、されたい側ともいえます。 ターゲットからする…

モラハラのハネムーン期

自己愛性人格障害者は、基本的にDVのサイクルと 同じようなパターンをたどると思っておいたほうが よいでしょう。 モラハラとDVは明確な違いはありません。 ただDVという大きな括りの中に、 モラハラという精神的虐待が含まれているだけです。 そしてこのモ…

モラハラ加害者がみせる優しさ

自己愛性人格障害者が 優しさを見せるときというのは 当たり前のようにあります。 優しさ、ということの定義はそもそも 相手の気持ちがわからない以上、非常に 難しいのですが、 自己愛性人格障害者の場合、 優しさは脅しであり取引でしかありません。 優し…

事実を受け入れられない人達

自己愛性人格障害者に限らず、 事実を捻じ曲げて捉える人達というのは 世の中に多く存在します。 ただ、それは異常なことなのではなく、 事実というものは自分の都合のいいように 捉えるのが人の心です。 笑い声が聞こえる中で過ごしていると、 幸せに感じる…

恥を隠すための攻撃

自己愛性人格障害者は本来、 恥というものを感じやすいです。 しかしその恥という概念を感じることにより 自己が危機的状況に晒されるので、 その概念を「感じること自体を」回避します。 そして、結果的に恥を感じやすいのに 防衛機制のおかげで恥を感じる…

依存心は束縛に繋がる

相手に対する依存度が強ければ強いほど、 それは相手に対する束縛として 表れます。 「自分はなんでも言いたいことは我慢してしまうから、 依存したり束縛はしていない」という人でも、 「思い通りにならない相手」に対して 我慢する頻度が多くなるだけであ…

自己愛性人格障害は、治らない

自己愛性人格障害者は、 あらゆるストレスを回避する能力を持っています。 その回避能力の高さから、ストレスを感じ ているのに 真正面から受け止めることができないので 多少ストレスを感じるだけで何に対してストレスを感じているのかも よくわかっていま…

自分から言ったことを、平気で守らない

自己愛性人格障害者は、 自分から遵守すると宣言したことでも 平気で守りません。 自分から結んだ約束も、当然の如く守らないことが 多くあります。 まるでルール、秩序という概念がないかのようです。 そして、特筆すべきは、 守らない原因は必ず「破った自…

依存を克服したいとき

自己愛性人格障害者は 依存状態に陥りやすいといえますが、 ターゲットも同じことです。 自己愛性人格障害者とターゲットの関係性について 言及される場合、かならず「共依存」というキーワードが 出てきます。 本来はアルコール依存症とその関係者に限った …

共感能力の低さが、油断を生む

自己愛性人格障害者の 共感性のなさというのは、モラハラ思考ゆえの副産物でも ありながら、被害者が逃げ出すことができる 自己愛性人格障害者の盲点・弱点の一つでもあります。 共感性というのは、読心術というわけではありませんが 人の心を予測したり、慮…

共感しない親

こどもには、親の共感的態度が必要です。 しかし、世の中のすべての親が こどもに対して共感の感情を持てるわけでは ありません。 共感するということは、 こどもは自分とは別個の存在であるという 認識、そしてこどもは共感してほしいと思っているだろうと…

不必要なプライド

自己愛性人格障害者は、 プライドが高いように感じることがあります。 しかし、優越感の高さが劣等感の強さ故に 確保されているように、 そのプライドの高さも劣等感の強さ、 自信のなさから生まれ出るものです。 ではプライドというのは生きるうえで 必要な…

責任感がない人

責任感がないひとというのは、実際にいます。 しかし正確にいえば、 責任感がないというよりは責任が持てない、 責任をとる能力もなければ責任感を感じる能力もない ということになります。 つまり、自分に与えられた役割や仕事というものを 自覚しにくいと…

責任感を感じすぎない

自己愛性人格障害者は 責任というものをとりませんが、 それでも生きてはいけています。 そして被害者のほうですが、 責任感を感じすぎる人間というのも 多くいます。 それは、その被害者が責任感が強いと周りに見せたほうが 生きていきやすいから、というこ…

恥を恥とも思わない人々

恥という気持ちは どう感情を表すのでしょうか。 あるときはいたたまれなさ、 ある時は晒されているような強烈な負の感情、 ある時はばつが悪いような・・・・と シーンによってさまざまかとはおもいますが、 恥を恥とも思わない人々というのが 社会には存在…

罪悪感がなくても生きていける

自責の念に駆られてしまう(自己責任を感じすぎる) 被害者が、自己愛性人格障害者に 学ぶべきことがあります。 それは、罪悪感がない人間でも生きてはいけるということです。 もちろん、恥ということを考えれば、それは一種の 「恥さらし」のような感じと思…

自責の念がない人

自己愛性人格障害者には 罪悪感を感じる機会がありません。 罪悪感というのは後悔や良心の呵責など、 してしまった行為に対する失望を指します。 そしてさらに、自分が行ってしまったことに対する 補償する役割を果たします。 罪を償いたい、と感じて実際に…