学歴コンプレックスは一生つきまとう
学歴に対するこだわりが強い期間というのは、
なにも青年期~中年期限ったものではありません。
学歴コンプレックスを持った人というのは、
老年期になっても学歴に対して拘る(やたらと発言する)
ことが非常に多いです。
自己愛性人格障害者も例外ではないのですが、
基本的に青年期~中年期に学歴のことを言うのは
まだ周りにも理解されるものの、
老年期に入ってからも学歴に関しての発言を聞くのは
当たり前ですが違和感を持たれます。
そのくらいの年齢になると、
価値観というものも多様で人はいろいろなストレスを
受けながらそれらに対処して生きてきていますから、
なぜ、このステージ(学校や仕事から解放された時期)に
入ってからも学歴の話になるのか?
と感じる人が大半だからです。
学歴コンプレックスを持つ人というのは
他にもコンプレックスを持っている場合が多く、
ストレス耐性も弱いためにいろいろなストレスを
回避して生きてきてしまっていて、
言動パターンが似通ってしまったり
その段階でもまだ自慢話が多かったり
他者批判が多かったりします。
学歴コンプレックスというのは
何かを達成して埋まるものでもないうえ、
本当に欲しいものは「学歴ではなかった」と
本人が気づいていない以上、
ひたすら「あの時、あの選択をしていれば」
「自分はとても優秀だったから・・・」という
学歴だけに頼る話ばかりになってしまう可能性があります。