自分から言ったことを、平気で守らない
自己愛性人格障害者は、
自分から遵守すると宣言したことでも
平気で守りません。
自分から結んだ約束も、当然の如く守らないことが
多くあります。
まるでルール、秩序という概念がないかのようです。
そして、特筆すべきは、
守らない原因は必ず「破った自分ではなく、破らせたほうにある。
自分は致し方なく、約束を反故にするだけだ」
という形に必ず持っていくということです。
つまり、自分は被害を受けた形で、
仕方なく自分で決めたことを守らないのだ、
という言い分になります。
また、そういう形にしなくてもターゲットが逃げ出したり
自分が不利にならないようであれば、
わざわざそういう自己正当化すら行わないことも
多いです。
つまり、約束など最初から無かったかのような口ぶりだったり
約束を破られて当たり前の存在であるほど醜い、
と言わんばかりの口調で相手を責め立てます。
もちろん、そういう攻撃になるのは、
「約束を守れないことへの能力のなさ」を
ごまかすための一つの方法でもあります。
そして自分で言ったことを守れないことに対する恥は
そこには存在しません。
約束など破ったことのない、律儀な自分を
規範を破らせるまでに怒らせたターゲットの醜さというものを
強く主張します。