八つ当たり→喧嘩

自己愛性人格障害者が急に

ターゲットを貶めたり、蔑むような言葉を

使ったり、

八つ当たりしてきただけなのに、

まるで自分が喧嘩を吹っ掛けられた側であるというような

言い方をすることが非常に多くあります。

 

「こっちは喧嘩なんかしたくないのに

お前がいつも挑発的だからだ」なんて言われる人も

もしかしたら存在するかもしれません。

 

大体は投影、投影性同一視の影響により

そうなるのですが、

この投影という防衛心理は「自分が怒っている」のに

「相手が怒っている」ように感じるというものになります。

 

大体の場合、自分が怒っているのではなく、

相手が不機嫌なせいでこっちもイライラしたんだ!

というような言い分になります。

実際、自己愛性人格障害者はそういう認識でいます。

 

なので、喧嘩を吹っ掛けてきたのは

「ターゲット」のほうで、その喧嘩を買っているだけだというような

気持ちになっているのです。

 

現実は、急に自己愛性人格障害者が不機嫌になるので、

被害者は「またか・・・」と落胆したり

「自分が何をしたんだろうか?何に対して今度は

怒っているんだろうか?」と戸惑うだけなのですが、

 

その落胆や戸惑いというのは相手には

分かりません。

自分が怒っていれば、相手が怒っていて、

自分が不機嫌なら、相手も不機嫌であるという

認識しかできないからです。

 

ですからどう考えても自己愛性人格障害者の

八つ当たりであり自己愛性人格障害者→ターゲットの構図、

一方的なものなのですが、

「お前がこっちに対して攻撃してくるから反撃しているだけだ」

と自己愛性人格障害者⇔ターゲット、の構図が

出来上がってしまいます。