自己愛性人格障害者がターゲットに望むこと

自己愛性人格障害者が

ターゲットに望むことは、

「ターゲットであり続けること」です。

 

モラハラをやめさせてくれるように

助けてくれること、ではありません。

 

モラハラというのは、

自己愛性人格障害者が心の苦痛をやわらげるために行う

非常に重要なシステムです。

 

ですから基本的に自己愛性人格障害者は

モラハラをやめられません。

 

モラハラをやめるときというのは、

モラハラをしたほうが将来的、精神的に損をする

と考えたときと言えますが、

そういう自覚を得ることはまずないでしょう。

 

自己愛性人格障害者はだいたいが

その病理性を知ることがない自己愛性人格障害者のまま

一生を終えることになります。

 

現実を歪めてとらえたとしても

歪めるには原因があります。

現実を歪めて捉えているからおかしくなるのではなく

現実を歪める必要があるから歪めるのです。

 

つまり誰かが悪者に見える必要があるから

悪者に仕立て上げ、

自分は正義だと信じたいから

自分が正義である根拠を述べようとします。

 

ターゲットは、その犠牲者であってほしいし

そうなければならないのです。

 

自己愛性人格障害者は

「自分らしさ」を出してくるようなターゲットは

必要ありませんし

ターゲットの想いも必要ありません。

ターゲットの言い分を聞いているだけの

余裕などないのです。

 

ターゲットがただ、ターゲットであり続けることが

何よりも重要なのです。