口先だけで行動に移せない人
口先だけの人、というのは
意外と多いかとは思います。
口先だけの人、と思われている時点で、
その人自身が結構な頻度で
「大きいことを言う割には、行動が伴わない」
「計画的にこなすような口ぶりでいながら、
スケジュール通りに動けない」
というような場面を何度も作っているということになります。
口先だけで言う内容が立派であればあるほど、
そしてそういうことを繰り返すほど、
口先だけの人がそれを自覚していない状態であればあるほど、
その印象というものは強くなるでしょう。
口先だけという人は、
口先だけでも立派でありたい(評価されたい)、
あるいは自らは企画性があり立派であるという信念のもとに
動いているからそれが自然と口に出る(評価されたいというより
評価されてしかるべきであるという考え)か、と二極されますが、
大体は後者のほうといえます。
その信念や自分に対する理想と、
現実の能力というものがかけ離れているほど
その信念というものは夢物語で終わります。
ところが、そういう人達というのは
自分が夢物語を描ける能力のある人物であり、
そういう能力を描けないものは
夢物語すら描けない、そういう発想すら出てこない・・・
と信じ込んでいます。
ですから、自分はやはり立派で能力の高い人間であるという
自己顕示欲も含まれた言動をするのです。