その良心は、食い物にされるだけ

自己愛性人格障害者に、

普通の人としての心があると思って

接してはなりません。

 

被害者が感情的になればなるほど、

その感情を利用しようと自己愛性人格障害者は

試行錯誤します。

 

 

被害者が離れた位置から

余計な情報を与えず自分の感情をできるだけ揺らさず

毅然とした態度をとっていると、

 

自己愛性人格障害の異常さが垣間見えることがあります。

 

自己愛性人格障害というのは

言っていることに矛盾が生じやすい生き物です。

 

ただ異常であるのはそこではなく、

その矛盾点が明らかな矛盾点であるにも関わらず、

そして先ほど言っていたことと180度違うことを

言っているにも関わらず、

AとBは両立できないにも関わらず、

まるでそれに気が付いていないような言い方をして、

被害者の良心や罪悪感をなんとか引きずりだそうと

画策します。

 

そしてそれは、

ロボットのように正確に、

迷いなく、感情なく行われます。

 

「もう二度とお前に会う資格はないと

思っている」と泣きながら言った

10分後には、

「荷物を持っていくから住所を教えて」

「これからも電話はするから、心配だから」

「別れても電話くらいには出るのが人としてのモラルだよね」

とどうやってもモラハラシステムから抜け出せないのが

自己愛性人格障害者です。

 

「電話くらいいいよね、可哀そうだし」という

その良心が、モラハラをいつまで経っても

断ち切れない要因となることもあるのです。