被害者を非難する割には、別れることはしない

自己愛性人格障害者というのは

被害者を徹底的に打ちのめします。

 

とにかく被害者は非常識で分別のつかない

性にもだらしのない人間であり、

無知でその上傲慢で、

配偶者であるはずの自分を助けようともせず

ただ自分だけが楽しく生きている。

 

自己愛性人格障害にとって、

被害者というのはそういう人間です。

 

そしてそう思っている、ということを

被害者は直接言われるでしょう。

 

そう言うことで、

自己愛性人格障害者は被害者の罪悪感や

自責の念を引き出し、

被害者を思い通りにしたいからです。

 

自分の言う通りにしないと

お前は非常識な人間ということになるぞ、

そうしたらこの自分から罰せられても

文句は言えないぞ、

とそういうことですね。

 

しかし、

それだけ被害者・・・時には自分の

配偶者となる人間に対して

そう言っておきながら、

離婚だけはしません。

 

離婚だ!と言っていても、

いざ離婚となると

離れたくない、自分の言っていたことが

間違いだった、

とすぐに謝罪することもあれば、

離婚するならこの条件を飲め、と無理難題を

吹っ掛けてくることもあります。

 

どちらも、

離婚自体まずありえないと

思っているからこその言動です。

 

もう結婚生活は最悪で、

お前みたいなのと結婚したこと自体が

間違いだった、と言っておきながら、

絶対に離婚はしません。

 

これは、ターゲットが原因で

結婚生活が最悪なのではなく、

 

自己愛性人格障害者が

「ターゲットのせいで結婚生活は最悪であると

いうことにしたい」だけだからです。

 

自己愛性人格障害はいつまでも

被害者が逃げてはいかない(被害者は実際

何年経っても我慢し続ける傾向にあるので余計にですが)

と思っているので、

どこまでも被害者になりきることができ、

その結果被害者が「もうここまで罵倒されるなら

続けていくほどの価値がない」

とぷつっと切れたときに

ターゲットに逃げられることが大半でしょう。