冗談をよく言う

自己愛性人格障害者は、

ジョークを好むことがよくあります。

 

DVに含まれる暴言暴力が

際立って、あまり茶目っ気のある面は

取り沙汰されない彼らですが、

 

冗談も言いますし

おちゃらけた面を見せることも

勿論あります。

 

そういう場合は無論、

「自分は上手いことを言っている」

「相手が面白がるようなことを

次から次に言える自分、

そういう発想が出てくる自分」に

酔っていることが多いので

実際に面白いかどうかはまた別の話に

なってくるのですが、

 

自己愛性人格障害者が

お笑い以外に「冗談」という

言葉を使う場面もあります。

 

いわゆる、

自己愛性人格障害者が

「逃げ」たいときですね。

そういうつもりでいったわけじゃない、

冗談だよ(まともにとってる

あなたが悪いんだよ)

という方向に持っていきたいときには

冗談だよ、という言葉で

切り替えそうとすることもあります。

 

また、

冗談っぽく悪意のある言葉を

投げ掛けるのもまた特徴です。

態度や口ぶりはいかにも冗談っぽく

おどけたような感じで言うのに、

 

内容はあまりにも辛辣で、

ストレートに相手を傷つけるものである…。

という側面もあります。

それでまた言われた相手が怒ると、

怒った相手こそが

「冗談も通じない、

空気の読めないやつ」と判断されるのです。