メンヘラなのか

メンヘラ、という単語を

知っている人は少なくありません。

いわゆる、「精神病気質」の人を

指します。

 

明らかに変、明らかに精神を病んでいるような

人のことですね。

たとえばメンヘラという言葉を

聞くと、どんな人物を思い浮かべるでしょうか。

おかしな言動を繰り返す人や、

ちょっと見捨てられそうになったら

「もう死にます」というような人でしょうか。

自己愛性人格障害者は、

どちらにも当てはまっているので、

自己愛性人格障害者を「メンヘラ」

なのでは・・・と思う人も

多いかもしれません。

 

精神病質を持っているのが

人格障害ですから、

それもあながち間違ってはいません。

特に自己愛性人格障害者が

そのメンヘラ気質を表すのは、

対人コミュニケーションをとる際です。

特に自己愛性人格障害者から

被害者が離れようとするときは

その執着心から

メンヘラに見えることも多いでしょう。

 

特に、先述した、被害者が離れようとするときに

「もう死ぬしかないですね」

「生きていけません」という言葉を

自己愛性人格障害者は多用しようとします。

こういうことを言うとき、

本当に死ぬ気というのはなく、

ただ自分の死を利用して

相手を引きとめようという脅迫で

ある場合が多いです。

しかし被害者は本当に

相手が死にそうなほど苦しいのだと

勘違いし、

相手の引きとめようとする言葉に

応じようとしてしまいます。

 

自己愛性人格障害はエスカレートすると

特にパートナーの前では抑制が

まったくきかなくなりますから、

わけのわからない言動を

繰り返したり、

平気で嘘をついたり、

見境なく相手の気をひこうとしたり、

些細なことでキレだしたり・・・という

ことで、

どう考えても精神を病んでいる(メンヘラ)

状態に見えやすいです。

 

自己愛性人格障害者は

精神疾患とはいえずとも

いくらでも精神疾患になりえる

ターニングポイントは持ち合わせていますから、

メンヘラといってもおかしくはないでしょう。