自己愛性人格障害者のSNS

自己愛性人格障害者というのは

必ずしもSNS上で

自己顕示欲満載の情報を

載せるわけではありません。

 

この人がナルシシスト?と疑問になるくらい

淡々とした文章だけを書き連ねることもあります。

 

被害者意識が強そうな文章をネットに上げているとき

というのは、

被害者になりすませる名分があるときともいえます。

つまり、「ずっとこういう辛い思いをしている」

というような名分さえあれば、

いつまでも被害者のふりをして相手を

攻撃し続けます。

 

被害者のふりをして他人を批判する、

自分はこれだけ他人を批判しても足りないほど

相手は自分に対して酷い仕打ちをしたのだ・・・と

いうかのように執拗に相手を攻撃し続けるのが

特徴です。

 

ノスタルジーにひたることが

自己愛を満たすために必要な作業なのであれば、

いつまでもノスタルジーにひたるような

文章を書き続けられます。

 

自分の顔を何度でもネット上に上げる、

というのも自己愛性人格障害者ならば

確実にみられる現象というわけでもありません。

 

ナルシシストだと誤解を受けやすい状況ですが、

そういう人間が自己愛性人格障害者であるといったような

確定要素にはなりません。

 

顔つきだけでサイコパスが判断できないのと同じで、

SNS上の情報だけでは、

なかなか自己愛性人格障害者であると

見破ることはできないのです。