漫画に出てくるような嫌味な人間

自己愛性人格障害者というのは

ナルシシストと呼ばれますから、

被害に遭った人でないといまいち

その人間性が分かりません。

 

自己愛性人格障害者の実態というのが

どういう人間に映るか?というと、

漫画に出てくるあからさまに嫌味な人間を

ぱっと思い出すといいでしょう。

 

学歴が低いよりは、高いほうが勝ち。

ああいう仕事に就いているやつは

惨めな思考の人間が多くて、

こういう仕事に就いているやつは、

立派な思考を持っている人間が多い。

 

この大学に行ってたやつは、

自分と同じで優秀なやつばかりだった。

優秀なやつしかいけない大学。

 

そんなことを、平気で言ってしまえる

人間です。

 

もちろん、周りの人みんなに

言ってのけるわけではありません。

自己愛性人格障害者は人を選んで

こう言うわけです。

 

なぜか人の所有しているもので、

なぜか人の年収で、

なぜか人の学歴で、

本当に人生の、その人の優劣が決まっているというような

認識でいます。

 

もちろんそれらが自分が所有していないものであれば、

自分にとって価値のないものだ、

あんな大学に行くなんて人生の恥だ・・・

なんて言ってしまえるのですが、

 

そういう風に優劣をつけるために皆

大学に通ったりそういう仕事に就いていると

本気で思っているのです。

 

自己愛性人格障害者がそういう人種なのですから。

 

自己愛性人格障害者というのは、

そういう意味では浅はかな思考の持ち主といえます。

 

常に誰かと競争をしていて、

常に自分のほうが勝っている気分に

なっていて、

常に自分が正しい選択をして生きてきたと

思っているのですから。

 

よく漫画に出てくる、

悪役を引き受けているキャラクターのような

人間が、

実際に現実世界には一定数は

ウヨウヨしていて、

それこそが自己愛性人格障害者なのです。