論破が大好きな自己愛性人格障害者

自己愛性人格障害者は

そもそも論理や理屈が大好きな人間のように

見えますが、

「言っていることは正しい」だけで、

言っている内容は全く現実にそぐわないので、

まるで理想論を並べているような印象を受けたり、

「どの口が言っているのだろう?」というような

きれいごとを並べるような特徴があります。

 

なので、自己愛性人格障害者は

人を論破しているように見えても

実際には論理が破綻していたり、

どう考えても現実的ではなかったりすることを

早口でまくし立てていることのほうが

圧倒的に多いです。

 

それが論破に聞こえてしまうのは、

自己愛性人格障害者の頭の回転だけは異常に早く、

ああいえばこういう、

ああだったらこうなる、といったような

その場限りでの理想的な回答は

さっさと答えられるからです。

 

その時点では、「いかにそれらしい答えを

素早く出せるか」

「いかに相手を口でねじ伏せるか」だけに

焦点を置きますので、

それまでに自己愛性人格障害者が言ってきたこと、

やってきたこととは正反対のことでも

自分は立派にそれをやってきたのだ、というように

述べたり、嘯いたり、

そう思い込むような仕組みになっています。

 

そうしてまるで論破祭りを開催しているような形になって

しまうのですが、

実際にはその論理に見合うだけの行いを

していないのが実情であることも

よく見受けられます。