思い通りにならない人生

人生というのは、

当然の如く思い通りにはなりません。

 

人生のうち、一日でも計画通りに寸分の狂いもなく

遂行できた、という人はいないでしょう。

 

しかし、人間、思い通りにならないと

分かっていても

行き当たりばったりというわけにも

いかないので

ある程度の計画は立てますし、 

見積もりがないと不安でしょうがないと

言う人もいるでしょう。

 

思い通りにならないというのは

ストレスでしかないので、

思い通りにしたいことほど

ある程度計算どおりに事が運ぶように

事前に準備するのが人間です。

 

自己愛性人格障害者の場合、

自分の能力を過信しすぎているため、

そのための事前準備というものをしませんし、

まずその人生は「思い通りにならない

はずがない」

という思い込みの連続でもあります。

 

思い通りにならないはずはない、

というのは思い通りにならないのが人生、

という現実があまりにも

自己愛性人格障害者にとって

ストレスですから、

そういう考え方の偏りが生まれるのです。

 

自己愛性人格障害者というのは

自己愛性人格障害を患うまで、

思い通りにならない人生の連続であることが

多いですから、

もうそれ以上思い通りにならないという現実も

ちょっと計画から外れることも、

それは当然として有り得ることだという

事実も、

理解できません。

それが現実世界なのだと

理解したくありませんし

するわけにいきません。

もう心が崩壊寸前で限界だからです。

限度を超えないように、

自己愛性人格障害者となり、

モラルハラスメントにて

自分に責任が降りかかるのを防ぐしか

もう道はないのです。