「死」を脅しに使う

自己愛性人格障害者というのは

自分の命も軽く考えていて、破壊的な

行動も境界性人格障害とまではいわなくても

取りやすいといえます。

 

なので、

「もう死んでやる」とか

「どこかから落っこちて

死んだか生きてるかもよくわからないような

状態になったほうがいいのかもね」

というような言葉を

軽々しく使います。

 

自分はそれだけ酷い目にあっている、

それだけ酷い人生を送っている、

 

というようなアピールをするときに

こういう言葉を使いやすいです。

 

特に

何月何日に決行するか?

なんて具体的な話をすることもあります。

ただし自己愛性人格障害者の場合、

それはただ脅しに終わるだけでしょう。

本気で死にたいと思ったなら、

わざわざとめそうな人にそんなことは言いません。

 

とにかく自分の命と引き換えに、

何かターゲットから引き出そうとしているときに

こういう言い方をすることが多いでしょう。

 

これだけ酷い目にあったんだ、

というよりも、

命を引き合いに出せば、

相手はそれを無視するわけにはいかない、

自分の話を真剣に聞くだろう、

自分がどれだけ辛いか理解するだろう・・・

ということが感覚的にわかっているのです。

 

しかし、究極をいえば

自己愛性人格障害者がそれで本当に死んだとしても

それは被害者のせいではありません。

 

助けないお前が悪いんだ!

というような言い方をするでしょうが、

それは自己愛性人格障害者がそう思っているだけであって

世間一般ではそれは間違った考え方でしょう。

 

自己愛性人格障害者はよく死、という

ワードを使って被害者から何かを引き出そうとする、

ということは覚えておきましょう。