モラハラは、ストレスを避けるための技術
自己愛性人格障害者はストレスに弱いです。
ちょっとした環境の変化にも適応できません。
適応できないというよりしないのです。
適応しなくて済むような言い訳を考えます。
適応するには、自分を犠牲にしないといけない、
自分だけが我慢しているというような
態度をとることもあります。
そしてなんでもかんでも、ストレスとして受け取ります。
というよりは、自己愛性人格障害者でない人が
ストレスを受けながらもそれを意識せずに
こなせるだけなのですが。
ところが、自己愛性人格障害者は
精神的な脆弱性を持ち合わせているので
ストレスに感じてしまいます。
ですので、「モラハラ」にてストレスを回避するのです。
普通のストレス回避のように、
「思い込もうとする」というような作業ではありません。
実際に思い込み、妄想に走るのです。
その妄想をもとに、自己愛性人格障害者は動きます。
そしてその妄想は、彼らにとってまぎれもない事実です。
自分が有能だと思わなくてはならない者たちなので、
たとえその分野で才覚がなくとも、
大した成績をおさめていなくても、
明らかにその分野に向いていなくても、
自分は有能だというまぎれもない確信を
持つことができます。
そうすることでしか、ストレスを回避できないからです。