自己愛性人格障害とは精神病なのか

自己愛性人格障害は、

精神疾患ではありません。

精神障害には分類されます。

ですので、正常とはまた違います。

 

その人の精神状態は

正常なレベル、神経症レベル、

人格障害レベル、精神疾患レベルと

分けられ、

自己愛性人格障害者は文字通り

人格障害レベルとなります。

どういう分類になるのか?というと、

精神疾患レベルに近づくにつれ、

より「現実検討が失われる」ということです。

つまり、それが妄想なのか現実なのか

区別がつかなくなる。

 

自己愛性人格障害者は人格障害レベルですから、

より精神疾患には近いわけです。

「普通に暮らしているけど、

どこかおかしな人、よくキレやすいだけなのか」

という話ではなく、

立派な精神障害です。

それよりももっと

自他の区別がついていないのが

境界性人格障害となります。

よくボーダーと呼ばれる障害ですね。

自己愛性人格障害者は、被害者にとっては

モラルハラスメントを行うことで

有名ですが、

そのモラルハラスメントというのは

自己愛性人格障害者の心が

「精神疾患寄り」にならないために

行う心理過程ですので、

自己愛性人格障害者は

モラルハラスメントで人を貶めながら、

自分をそれにより自身が

精神疾患のように心が壊れてしまうのを

必死で守っている、といえます。

 

ですから自己愛性人格障害者は

ターゲットがそばにいて

モラルハラスメントを受けるターゲットに

なってくれている以上は、

精神疾患になったりはしません。

自分の心のダメージを回避する

盾となってくれるからです。

被害者にとっては

たまったものではないですが、

自己愛性人格障害者はそれにより

「とにかく怒りくるって」

「とにかくキレまくって、精神的安定が

図れていないように」見えていても、

精神疾患になるような心の傷を

負うことからはしっかり逃れられて

いるのです。

 

 

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