自己愛性人格障害はなぜクレーマー気質なのか

自己愛性人格障害者というのは、

「他人をおとしめること」で

「相対的に自分が上に上がれる」と

考えている人たちです。

 

そして自己愛性人格障害者は

クレーマー気質ともいえます。

 

彼らは、自分は細部まで気を使う人間だから、

世の中のためにこうしてるだけだから、

という名目でクレームをいれますが、

 

クレームをいれるのは彼らが、

マメだからでも世の中のために

動いているからでもありません。

 

「クレームを入れたいから」

色々とアンテナを張り巡らせている

だけです。

 

もっというなら、

クレームをいれている時点で、

「自分は被害者である!」

と思い込んでいます。

 

たとえば、自己愛性人格障害者が

とあるゲームを買ってきて、

そのゲームの難易度が高かったとします。

 

そもそも難易度が高いものじゃないと

意味がない、楽しくない、

と言っていた自己愛性人格障害者でも、

思い通りにならないゲームに

次第にキレ始め、

最終的にはプログラム、グラフィック、

ストーリー、すべてにケチをつけ、

開発者に文句を言ってやる…と

実際にクレームを入れることもあるでしょう。

 

自己愛性人格障害者はこのとき、

「時間をとられた」

「金をとられた」

「無駄な労力を使わされた」

と思っています。

 

つまり、ゲームを作った会社が

自分に対して攻撃をしてきた、

という考えなのです。

 

これは、自分がおとしめられないか?

ということを必死に勘繰る自己愛性人格

障害者の特徴ゆえに、

ただゲームを買ってきて、やっている

だけなのに攻撃されたという

被害者意識が先に来てしまい、

結果クレームに繋がる…といったことが

要因となります。