見てみぬフリ

自己愛性人格障害者の防衛機制というのは、

見てみぬフリの連続です。

 

自己愛性人格障害者自身、

これはストーカー行為ではない、

これはDVではない、

これは誹謗中傷ではない、

これは・・・

と言い訳だらけになってしまいますが、

 

当然ですが

脳の障害ではありませんので、

自己愛性人格障害者はちゃんと自分がやったことを

覚えていますし、

やっている間も

それが暴言であり暴力であるということを

認識しています(頭では)。

 

しかしそれは脳の知覚の部分で

起こっていることであり、

心ではまるで無視してしまいます。

 

自己愛性人格障害者というのは、

心ではいろんな正当化・合理化・否認をしつつ、

頭ではいろんなことをよく知覚し

記憶していますから、

たまにぽろっとそういう部分を出すことがあります。

 

「自分は暴力的だといわれるけど・・・・」

と、いつもは絶対的に否定していることを

何の気なしに口に出すことがあるのです。

 

ですから、自分の暴力的な部分も

「頭では見て」認識はしているのですが、

心の防衛機制の部分がそれを否定したり

暴力的な部分を無視したり

認めないという意思が強く出てしまい、

 

人を傷つけるなといいながら

人を傷つけたり、

攻撃したりが出来るのです。

 

自己愛性人格障害者はそういう自分の攻撃性を

見てみぬフリを繰り返しながら、

無意識のうちにそれを口に出してしまうことも

なくはないのです。