モラハラは、治らない

自己愛性人格障害者が

自分の異常性を自覚しない限りは

モラハラは治りませんが、

 

そもそも自己愛性人格障害者というのは

その「自分の異常性から逃げる」

ことが必要ですから、

なおさら自覚するのは無理といえます。

 

自覚するのは相当低い確率ですし、

もちろん、自覚したからといって

すっきり綺麗さっぱり

モラハラが治るわけでもありません。

 

なぜならモラハラというのは

無意識で、感覚的に

「責任転嫁してしまう」

というものですから、

 

自覚しようとなんだろうと

急に切れだしたり

急に脅迫的になったり

することもありえるのです。

 

そこ自体はなかなか治せないという

ことです。

 

そしてモラハラを治さなくても

自己愛性人格障害者は何も困りません。

いちいち治すのは相当な時間と労力が

必要ですから、

そして被害者というのは

ただターゲットとして愛しているだけですから、

そんな人間のためによし、治そう!がんばろう!

なんて奮起する自己愛性人格障害者も

まずいないでしょう。

 

改善させるということは

非常に苦しみを伴います。

今まで自分が押し付けてきた責任やプレッシャーを

自分で引き受けなくてはなりませんから。

 

その労力や苦労に見合うだけの

価値がそこにあれば改善のために

自己愛性人格障害者自身もがんばるでしょうが、

たいていは被害者の徒労に終わることでしょう。