勝つか負けるか

自己愛性人格障害者にとって

人生とは勝負の連続です。

 

誰しもがそうなのかもしれませんが、

自己愛性人格障害者の場合は

勝ち負けに拘るしかありませんから

特に勝負の場面がかなり多いでしょう。

 

ある高学歴の人が

自己愛性人格障害者の

近くにいるとしたら、

その人は存在そのものが

自己愛性人格障害者にとって

脅威になりえるかもしれません。

 

ある人気の高い本物の人格者が

いるとしたら、

「八方美人め」と

自己愛性人格障害者は

敵意をむき出しにするかもしれません。

 

その人たちは、

別に自己愛性人格障害者に対して

ライバル心を持っていたり

彼らを蹴落とそうとしたり

挑戦状を叩きつけたりしている

わけでもありません。

 

けれども、

自己愛性人格障害者は

その高学歴の人や人格者をまるで

いつも自分に対して嫌がらせをしてくる

本当は汚い人間であるかのように

罵ることもあるでしょう。

 

向こうに勝たせるわけには

いかないからです。

 

誰か、近しい人が自分よりも

優れているとしたら、

優れているというだけでそれは

自己愛性人格障害者に対して

喧嘩を売っているのと同じ、

挑戦状を叩きつけているのと同じなのです。

 

負けるわけにはいきませんから、

勝手に奮起して勝手に

他人の印象操作を図り

勝手に勝ち誇ったような

気分になることもあるでしょう。