なぜ自己愛性人格障害者は被害者面するのか

自己愛性人格障害者が被害者のふりをするのは

ターゲットであればよく見る場面だと思います。

 

被害者のふり、というよりも

自己愛性人格障害者にとっては

思い通りにいかないことはすべて

他人のせいであり、

自分はその被害を被っているのである・・・

という凝り固まった考え方から

抜け出せませんから、

本当に自分は被害者だと思っているのです。

 

 

自己愛性人格障害者というのは

モラルというのを武器に

被害者にたいして攻撃を繰り広げます。

「自分がここまで傷ついているのに、

お前は何もせず平然としていられるのか?」

という、人としてモラルを問うような行動です。

 

他にも、

「お前はそれを平気な顔で出来るのか?」

「自分はいつもお前のことを気にして、

配慮しているのに・・・自分だけだな」

「そんなに自分のことばかり考えて

よく生きていけるね?

もう少し他人との協調性を図ったほうがいいよ」

というような言葉を投げかけてくることも

あるでしょう。

 

自己愛性人格障害者にとって、

モラルを攻撃手段として使うのは朝飯前です。

 

そして、「弱さ」というのは

最大の攻撃手段になります。

ですから自己愛性人格障害者というのは

被害者面や不幸自慢をしやすいのですね。

 

すなわち、

これだけ明らかに弱っている、

困っている人間に対して

何かしようと思うのが人の筋であろう。

 

あるいは、これ以上攻撃できないぞ、

ということを示すために

被害者面をするわけです。