声が大きい

自己愛性人格障害者は総じて

声が大きいです。

 

基本的に自分に自信があるから・・・

というよりは、

自分の自信のなさを打ち消すために

いろいろと自分が優越感を感じられるような

ことをずらずらと述べないと

いけないため、

「こうじゃない!」

「ああじゃない!」と

否定の言葉を述べることが

多くなります。

そのとき、人は声が大きくなりがちです。

人は自分の正当性を主張したいとき、

自分の身を守るために攻撃性が

高くなっているとき、

声が大きくなります。

それ以外にも自己愛性人格障害者が

自慢したいときなども

声が大きくなるでしょう。

酒におぼれる自己愛性人格障害者も

多いですから、

お酒などが入っていると

声量が大きくなることもさらに

増えてゆきます。

 

そして、

被害者に声が大きいと注意されたとしましょう。

自己愛性人格障害者は、

さらに声を荒げるでしょう。

注意されたから声を小さくしよう・・・・

なんて考えは微塵もありません。

自己愛性人格障害者にとって、

声が大きいから

人の迷惑になるとか近隣の迷惑になるとか

そんなことは考えません。

相手が、自分の声が大きくて迷惑と

言っているなら、

迷惑だと感じる相手自体が問題なのです。

 

自分の声量が問題なのではありません。

自己愛性人格障害者はそう言われたとしたら

わざとさらに声量を上げることも

するでしょう。

お前が迷惑がっているのは

自分の声が大きいせいではない、

お前の心もちが悪いからだといわんばかりに。

「自分はしゃべってもいけないのか。

じゃあ一生黙っていろということか」

と拡大解釈することもあるでしょう。

 

そうやって自分が言われたことは

極端に解釈し被害者意識を持つのも

自己愛性人格障害者の特徴です。