モラルハラスメントをする人にモラルを語る資格はない

モラハラをされる側というのは、

総じて自分がない傾向にあります。

 

自己愛性人格障害者も

それ以上に自分がなさすぎて

他人の考えと自分の考えの区別さえ

つかないほど精神が破綻寸前になり、

精神障害に分類されるまでのレベルに

なっている人たちなのですが、

 

そこまではいかなくても、

モラハラ被害者の人々も

流されやすい傾向にあったり、

モラルを重視した、「いいこちゃん」

でありたい、

正しくありたい、嫌われたくない、

常識から外れたくはない…と思っている人も

少なくはありません。

 

そういう人たちは、

モラルハラスメントを受けると、

そのとおりに「自分が今のままだと、

モラルのない人間として

判断されてしまう!」

という危機感を持ちます。

 

すなわち、モラルを持っていること自体が

存在意義、それがなくなると自分の価値って?

と疑念を抱いている人が圧倒的に多いのです。

 

 

そういうひとは、

モラルを責められると自分のモラルはどうなのか?この行動はおかしいのか?常識は

どうなのか?

と、自分の言動にばかり集中するように

なります。

 

けれども考えてほしいのは、

「モラルハラスメントをする時点で、

その者にモラルを語る権利はない」

ということです。

 

モラルというのはその人の道徳心を

その人が「決めて」発信するものですから、

 

おい、モラルをもて、なんて言われる筋合いはないはずです。

しかも「自分に対してモラルを守れよ」と

何度も何度もモラルを強要してくる人間に

モラルなど絶対にありません。

 

道徳心というものを要求してくる

人間ほど、

確固たる自分を持ってはいない、

ということを理解しておくと楽です。