自分で問題を解決しようとしない

自己愛性人格障害者は自分で

自分の問題を解決しようとはしません。

 

なぜなら、問題が起こったときに、
必ず

「問題は誰かが勝手に持ち込んできたもの、

自分が問題を起こすはずはない、

相手が100%悪い」
「だから誰かに解決させる」ということを
してきて、

 

かつ「自分は絶対的に問題の責任はとる必要がない」
ということは
積極的にアピールするため、

 

「その問題を起こしたのは自分ではなく、
そのため問題の解決をするべき人間も
自分ではなく、

それゆえその問題により起こった事柄に
対しての責任は自分はとる必要はないし、

みながそれを知る必要がある」

ということをアピールします。


が、そういうときは必ず、
「その自己愛性人格障害者が
思い切り関わっていること」
が大半ですから、

自己愛性人格障害者は
深層心理のような部分では
「自分のせいだ」
ということを思い切り認識していて、

心はその劣等感を突っつかれるような
ことは思い切り放り投げないと
いけませんから、

 

「いや。
自分のせいじゃないし(あいつのせいだろ)、
だってあのときはああで
このときはこうで…。」
と長々とその理由を説明したがります。


誰かのせいにしにくい、
問題が他の人間では処理できない
状況の場合は、

「なんで自分ばっかりこんな目に!
なんだこの世の中は!
自分の周りにはまともなやつがいないのか!
どうすればいいんだ!」

とパニックになり、
それを聞いている人間を暗に責めますが、

 

それでもどうしようもないため、
徹底的に
「こんな周りに恵まれない
自分は不幸だ」と
大騒ぎしたあとにようやく
問題解決のために着手します。

 

周りは、
「前も同じようなアクシデントがあったのに…」
とか、
「そんなアクシデント起きるの
当たり前なのに…」
とか、
「そんな些細なことで
なんで世の中終わったかのように
騒ぐんだろう」

と疑問を抱きますが、


「あきらかに自分のせい」
「あきらかに自分が
処理しないといけない問題」

だと本当の自分は理解しているため、

それをモラルハラスメントという
責任転嫁の手法で
とにかく心はいったん誰かのせいにしないと、
気がすまないのです。