自己愛性人格障害者のずうずうしさとは

図々しい、というのは

他人に迷惑をかけても恥とも思わないこと。

平気でいること、をさします。

 

そういう意味では自己愛性人格障害者というのは

厚顔無恥、他人にいくら迷惑をかけていても

恥とも思っていませんし平然としているでしょう。

 

そもそも相手が迷惑がかかっている、

ということさえ理解できません。

自己愛性人格障害者にとって

自分はそんな人間ではありませんからね。

他人に迷惑をかけるような人間なんて

生きていてはいけませんから、

自己愛性人格障害者は周りに迷惑を

かけているなんて微塵も思っていません。

 

そう思ってしまうと、

自分は生きている資格がないということに

なりますから。

 

自己愛性人格障害者は他人と自分の境界線が

曖昧ですから、

どこからが遠慮でどこからが図々しくなって

しまうのかもよく分かりません。

 

他人のものは自分のもの、

他人のプライバシーは自分がすべて知りえるものだと

思っていますから、

それを図々しいといわれても

意味がわからないのです。

 

なぜ、相手は自分の自分だけの領域が

あってしかるべきだと主張するのか

まったく意味が分かりません。

 

それを理解してしまうと、

自分の言い分は通らなくなるからですね。

ですから、

自分たちは夫婦なのだから

共有するべきだろう?

お前は自分の部下なのだから

報告連絡相談をちゃんとしろ、

影でこそこそするな・・・

という言葉で相手の秘密まで

知りえようとしますし、

なんでもかんでも共有という言葉で

相手の情報・物を

自分のものにしようとするのです。