必ず恋愛依存を起こす

自己愛性人格障害者というのは

ストーカーになりやすいです。

直前まで

「お前なんかいらない。もう離婚しかないな」

「お前らのせいで自分の人生が

破滅に向かっているんだ」と

言っておきながら、

それを理由にターゲットが離れようとすると、

「冗談だ」

「ただ自分のつらさをわかってほしかった

だけなのに」

「離婚なんて本当に考えているはずがない」

とあっさり発言を訂正します。

 

それでも戻らない場合はストーカーに

転じることが多いでしょう。

自己愛性人格障害者というのは

恋愛に依存しなくては生きていけません。

しかし恋愛だけでなく、

ありとあらゆるものに依存してしまうのが

自己愛性人格障害者の特徴ともいえると

思います。

依存してしまわなくては、

自己愛性人格障害者は自立しては生きて

いけませんので、

自分のストレス耐性の低さをとにかく

カバーしたり誰かに責任を取らせることによって

生きていくしかありません。

その結果が何かに依存するということですね。

完全に現実逃避したい場合は

薬物依存になりますし、

ストレス発散を手っ取り早くやりたいときは

酒に依存したりタバコに依存したり

するでしょう。

 

病院にいって自分が非常に被害を受けて

もうボロボロだ診断書を出してくれ、

という心境の時は病院にこだわるように

なります。

それと同じで、

恋愛というのは責任を負わせるのに

非常に手っ取り早いのですね。

なぜならこの世の中には

「尽くすことで満足感を得られる人」というのが

たくさんいて、

 

そういう人のそばにいれば

尽くさせて自分は楽をすることが

出来ますし尽くす相手も

自分の役割を果たせているようで

満足します。

 

しかし自分がモラルハラスメントをして

相手を卑下することで

自分がその分上にいくことができますから、

その過程で「お前は自分に対して

酷いことをしている」

「お前と出会って生活を初めてから不幸だ」

「お前とはもう一緒にいたくないくらいつらい」

ということを訴えなくてはなりませんから、

そこで実際は

「相手に依存しなくては

生きていけない自分」というものと

矛盾してしまい、結果

相手に逃げられてしまいそうになるということを

繰り返します。

 

それでも自己愛性人格障害者は

相手に依存せざるをえませんから、

なんとしてでも相手に戻ってきてもらうために

あらゆる手を尽くしますし、

それでもだめなら脅迫をし始めるしか

ありません。

お前がいるせいで・・・と人の責任に

すればするほど自分の責任は

軽くなるのですが、

そこに相手がどう思うかなんて考える

余地はありませんから、

あわててその発言を修正したり

相手に執着心を見せたり・・・・

ということを繰り返さなくては

ならないのです。

自己愛性人格障害者自身、

ターゲットから離れることは出来ず、

いつまで経っても依存しなくては

なりません。

 

そのターゲットが使えなくなれば

また新しいターゲットに対して

依存します。

そうやって恋愛依存は続いてゆくのです。