自己愛性人格障害者の日記を見たことがありますか

自己愛性人格障害者の日記というものを

見たことがあるでしょうか。

被害者の人ならば、

一度は目にしたことがあるかもしれません。

 

自己愛性人格障害者というのは、

「自分ですばらしいと思い込んでいて」

「自分が被害者だとも思い込んでいる」

障害です。

 

モラルハラスメントというのは

自分を守るための一種の思考形態であり、

それは自己愛性人格障害者の中でなされます。

 

ですから、

モラルハラスメント思考自体は

自己愛性人格障害者は無意識で行っています。

 

自己愛性人格障害者は、

「わざと被害者を貶めてやろう」と

考えてやっているわけではありません。

 

いくらわざとらしく相手を

痛めつけていても、

どれだけ攻撃性が高まっていようと、

本人にとっては

「それだけ自分が被害を受けたからに

決まっているからだろ!」

という結果にしかなりません。

 

被害者が、少しでも

自己愛性人格障害者の思い通りに動かなかった場合、

それ自体も自己愛性人格障害者の

被害になりえるのです。

 

被害者の自由とか意見の尊重とか、

そんなことは関係ありません。

 

自己愛性人格障害者の意に沿わない場合は、

それは罪であり罰を与えられなくては

なりません。

 

自己愛性人格障害者の日記には、

それらの思考がそのまま

出されている場合があります。

 

「なぜ、自分だけが」。

そういう趣旨の日記であることも多いでしょう。

相手への恨みつらみを述べている

場合もあります。

いかに自分が正しくて、

相手がなぜ間違っているといえるのか、

箇条書きにして書いてある場合もあります。

 

自分のない自己愛性人格障害者は、

日記でさえもモラハラに支配されてしまっているのです。