優しい「けど」モラハラ加害者?

モラハラ加害者に関して表現をするときに、

うちの人は優しい「のに」モラハラっぽい言動をするとか、

優しい「けど」自己愛性人格障害者の特徴に当てはまるとか、

そういう文脈になりがちです。

 

けれども、その特徴があるからこそ、つまり

相手に「優しい」と感じさせる要素があるからこそ、

モラハラ加害者であるともいえます。

感じさせる要素があるというよりは、

被害者に自分は優しくて気配りができる人間であると

刷り込むことが得意だからです。

 

特に、甘い言葉を投げかけることも、

優しく接することも可能です。

なぜなら、そうすることがコントロールすることに

かなり大きく役立つということを

自己愛性人格障害者が分かりきっているからで、

そうする必要がなくても相手が思い通りになりそうなら、

たちまちその優しさというのは

どんどん無くなっていきます。

 

けれども急速になくなるわけではないのが

自己愛性人格障害者、つまりモラハラ加害者の特徴です。

 

ですから被害者やターゲットは

普段は優しい「のに」なんであんなに豹変するんだろう?

いつもは優しい「けど」途端にキレ出すことがある、というのは

ばっちり印象操作を受けている証拠で、

特にキレだす人であるからこそ余計に優しさがギャップとして

映りこむという特徴も持ち合わせています。