「約束を守れない」相手を改善しようとしない

約束を守らない人というのは、

改善しないと考えておいたほうがいいです。

 

特に自己愛性人格障害者の場合は、

約束というものは負担になります。

じゃあ何が問題かというと、

自己愛性人格障害者が自分の裁量で

「自分は約束をしっかり守る人間」だと

思い続けてしまうことです。

 

そこには、

「約束を守る人間(だけど、周りの環境や人間のせいで

約束を反故にしてしまわないといけない場合もある)」

「(不運により約束は守ってこれなかったけど本来は)

約束を誰よりも大事にして守る人間」

という意味がこめられており、

これを崩すことは誰にもできません。

たとえ自己愛性人格障害者が100回、200回約束を

破ったとしても、それは破らせた周りのせいです。

 

被害者は、いくら約束を反故にされたとしても

じっと耐えなくてはなりません。

そういう自分の事情を理解するのがパートナーであり

部下でありモラルだろう、

というのが自己愛性人格障害者の

一貫した見解です。

 

それでも約束を守らせようとするなら

その相手こそが融通の利かない、

自分の都合だけで物事を推し進めようとする、

臨機応変に対応しようともしない自己中心的な人間・・・・

として、自己愛性人格障害者は罰を与えようとします。

 

約束を守れない人は、守れない事情があります。

それは約束というものがどんな些細なものであっても、

ストレスがかかるからです。

そのストレスに耐えられない人は何度でも破りますし、

自分のせいにすることすらストレスになるので

何度でも人のせいにできます。

もちろん、破れば物理的に自分の損になるようなことが明確だと

守ります。

 

それ以外の精神論で、相手に約束を守らせようと

するのは難しいと考えておいたほうがよいでしょう。