自己愛性人格障害者の好きな自分語り
自己愛性人格障害者は、
自分を上げる発言ばかりをするわけではありません。
時には自分に対して
「友達が少ないからな」
「みっともない恰好しているからな」
という発言をすることもあります。
ポジティブな発言や自分を大きく
見せる発言ばかりするわけではないということです。
ただ、共通することといえば
「ポジティブだろうとネガティブだろうと、
主役は自分」ということです。
つまりポジティブになったらどこまででもポジティブになり、
ネガティブになったら悲劇のヒロインのように
スポットライトを浴びながら泣いているかのような
落ち込みを見せます。
ポジティブといっても「自分は天才だ」
「自分ほど能力があって勤勉な人間はいない」
というような誇大感に支配されているような発言や、
ネガティブならネガティブで
「自分はもうだめだ」
「生きている価値がないよね、ねえそうだよね」
「自分ばっかりこういう目に遭っておかしいと思わないか、
思わないか。まあ、誰も他人ごとなんだもんな」
という落ち込むような発言をみせます。
とにかく、「みんなもそうなのだ」という共感性とか
誰もが苦労しながら大変ななか生きているのだ、
という実感が全くないので、
自分だけが素晴らしい、自分だけがひどい目に遭っている、と
いつも自分自分と自分が中心の話題しかできません。