モラルは攻撃手段になりやすい

モラル、というのは

人の倫理観や道徳だけでなく

人としてはこうあるべき、と

人の行動規範を直接指すような側面が

あります。

 

なので、攻撃手段にもなりますし

自らの行動を正当化するための

盾にもなるということです。

 

そして、

自己愛性人格障害者の

モラハラというのは

まさに最大の防御手段として

使われます。

 

防御するために

攻撃するのです。

 

そして、

その攻撃を「その通りかも

しれない」とマトモに受けるのも

また被害者の特徴と言えるでしょう。

 

被害者のモラル、倫理観を

逆手にとって攻撃するのは

自己愛性人格障害者にとって

お手のものです。

 

被害者が

「モラルは守らなければ!」と

思えば思うほど、

ドつぼにはまってゆくでしょう。

 

逆に、

「モラル?知ったこっちゃねーよバーカ」

と言えるような人は

まずモラハラには遭わないでしょう。

 

しかし被害者の中に

そんな人はいません。

モラルを守ることが被害者個人の

自我を守るのに必要ならば

余計にそうでしょう。

 

ですが、

本当にモラルがある人というのは

モラルというのは武器になるということを

知っているので、

モラルを理由に他人を責めたりしません。

 

そもそも配慮ある人が

「ここまで辛い思いをしてるのに」

と相手に脅迫じみた訴えを

すること自体が無いでしょう。