自己愛性人格障害者との離婚で後悔しそうになったら

自己愛性人格障害者との

離婚で後悔しそうになる、

あるいは後悔している人というのは、

 

かなり高い確率で、

結婚生活を続けていても

後悔していた人といえるでしょう。

 

なぜ後悔するのか?というと、

自分の意思決定に自信がないからです。

 

自分の選択にも自信がなくなるため、

自分が選んだ選択肢もベストではなかった、

と思うことが多くなってしまい、

ああしておいたほうが良かったのでは?

という選択していないほうの未来が

よく見えてしまいます。

 

しかしどちらも、

「それを選んでいたら、

どういうデメリットがあったか?」

ということを考えなくてはなりませんし、

そもそも人間というのはその時その時に

自然と最善を尽くす生き物です。

 

モラハラ加害者と出会い、

恋に落ちて結婚したことも、

後々後悔しようとどうしようと、

その時はそれが最善だと思ったから

結婚したわけです。

 

そして離婚した人も

モラハラに耐えられなくなったから

離婚した、という理由が

メインに出てくるでしょうし、

離婚しなかった人も「まだ、改善するかもしれないから」という可能性をいつまでも

捨てきれず離婚しないという選択肢が

最善だと考えた、ということもあるでしょう。

 

たとえば離婚して

「子供から父親を奪った」

「母親を奪った」

という後悔があるなら、

 

離婚しなければ

どういう後悔があったか?

ということも考えなくてはなりません。

 

大事な子供をモラハラ加害者や

モラハラ被害者気質にする可能性を

作ったかもしれませんし、

 

子供がモラハラに遭うたびに

もやもやとした気分になったかもしれませんし

自分を責めたかもしれません。

 

自分がいつまで経っても

食い物にされるだけの人生になったかも

しれません。

 

もうそんなことすら考えるのをやめてしまう

人生になったかもしれません。

 

それは、

「こどもの父親(母親)を確保すること」

というメリットをそもそも意味のないもの、

あるいはそれこそが害になってしまうほどの

威力かもしれません。

 

ですが、被害者は我慢強いです。

我慢できるだけ我慢します。

 

そして自分が決定したことさえ、

「ああしなければよかったのでは」

と否定するのです。

 

ですが、人間は自ら決定した道しか

歩めません。

 

離婚するにしろしないにしろ、

どちらかの道しか選ぶことは

できないのですから。