モラハラ=防衛機制のオンパレード
モラハラとは何か?と考えるとき、
「自己愛性人格障害者の起こす、防衛機制のオンパレード」
と考えると分かりやすいかと思います。
いちいち、
「これってモラハラに当てはまりますか?」
という考え方でモラハラを捉える必要はないのです。
モラルハラスメントというのは
自己愛性人格障害者が「自分の弱すぎる自我を
ありとあらゆる脅威から守るために起こすもの
心の防衛システムの結果」
ですから、
それ以外はモラハラとはいえないのです。
ですが、
人は誰しも防衛機制というのを
備えて生きていますから、
「モラハラっぽいこと」はいつでもどこでも
起こりえるわけです。
配慮が足りなかった自分のせいだよね~といいながら
他人のせいであるかのように
状況証拠を並べようとしたり、
どうせたいした大学じゃないし
受からなくてよかったよね~
といいながら合理化します。
それらはすべて、
自分の責任を回避して心の平穏を保つために、
欲求が叶わなくても自分が潰されないように
するために必要な
心の機構なのです。
これらに助けられながら、
我々は生きていっているといえます。
モラハラというのは、
これらが過剰に働きすぎた結果です。
自分で少しも責任を引き受けられないので
「すべてを」他人のせいにし、
事実を少しでも受け入れると自分が間違っていることに
なるので、
「すべてなかったことにしたり」
「事実を捻じ曲げたり」、
それらを少し責任を負わなくてはならない
場面のたびに起こさないといけないので
頻回に「キレ」たり、
パニックになったりして、
結局人付き合いに問題が出てきてしまう、
ということになります。