モラハラ夫のモラハラが治りました!というサイト
被害者というのは、
藁をもつかむ思いでこういうサイトをめぐっていると
思います。
ところが、
被害者が本来欲している情報というのは
このブログに書いてある情報ではないはずです。
「モラハラ加害者は、
こうしたら治ります」
「こういう手法をとったら、
モラハラというのは改善していきます」
というデータが、
本来被害者が欲しいと思えるものではないかと
思います。
被害者というのは自己愛性人格障害者が
その異常性に気がつくため、
モラハラを改善させるためなら
何でもできるでしょう。
その右往左往こそがターゲットとして
選ばれた所以でもあるわけですから。
しかし、ここのサイトはそういうサイトではありません。
モラハラ加害者は、
「絶対にモラハラを治そうとはしません」
というサイトです。
いや、絶対というと語弊があるので、
全体の約2%くらいは
モラハラを治そうとするきっかけがあるかとは
思いますが、
そもそもターゲットがいながらも
自己愛性人格障害に気がついた、
などという人は遭遇したことがないので、
被害者の奔走は徒労に終わるでしょう。
しかし中には
こうしたらモラハラが改善した、というような
サイトがあったり書籍があったりします。
大体はセミナーだったりサプリメントを使うような
ものですね。
別に利用するのは被害者の自由ですが、
基本的にそういうサイトは
ただのビジネスでしかありません。
これはただのビジネスであり、実験台として
利用するだけである、という心構えで、
そういう手段を使うのもいいでしょう。
いろんな手立てを使うことで、
本当にどうしようもなくなったときにようやく
自分はただの被害者であり
モラハラは治らないものである、
という経験則に基づいた行動が
起こせるものだったりもしますから。