自己愛性人格障害に薬はあまり効果がない

自己愛性人格障害者が

もし病院で治療する場合、

薬物療法というものは効果があまり

ありません。

 

というのも、

自己愛性人格障害者というのは

イライラしやすいから

自己愛性人格障害者であるのではなく、

自己愛性人格障害そのものが

イライラを生み出しているわけです。

 

普通、自分の手足が思い通りに動かないと

意図的な行為ができず、

みんなイライラするのは

当たり前ですね。

自己愛性人格障害者も同じように、

すべてが思い通りにいくはずと

考えてしまっています。

しかし思い通りにはいかないのが

人生ですね。

 

当然です、明日の天気さえ

思い通りにはいかないでしょう。

その些細な「コントロールできなさ」に

対しても非常にイライラしてしまうわけですから、

薬ではどうにもなりません。

特に自己愛性人格障害者の

うつ状態に関しても、

否定型うつになりやすく、

従来のうつ病のように

抗うつ薬というものが

非常に効きにくいです。

 

特にモラハラ思考なんていうものは

自己愛性人格障害者が自分の心を

守るために行うものですから、

薬で抑えられるはずがありません。

 

そうなると、薬をはじめれば

自己愛性人格障害者が

自分の心を守れず(モラハラ思考が出来ず)

逆に精神的に危うくなるということですから。

 

何か他の精神療法と併用するならば効果は

あるかもしれませんが、

自己愛性人格障害者に薬物療法のみ、というのは、

ほとんど期待しないほうがよいでしょう。